NEWS CENTER


WiMAX帯域をカバーするSPDTスイッチIC、
高線形性と低挿入損失を両立

[issued: 2009年7月17日]
この記事を : 印刷する 印刷   メールで送る メールで送る   ブックマーク はてなブックマークに登録 この記事をクリップ Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録   
「NJG1660HA8」
写真1 Mobile WiMAX向けの「NJG1660HA8」

 新日本無線は2009年7月、WiMAX CPE(Customer Premises Equipment:加入者宅内機器)向けのSPDT(単極双投)スイッチIC「NJG1669MD7」、およびMobile WiMAX向けの同「NJG1660HA8」を発表した(写真1)。送信/受信経路の切り替えに用いる製品で、どちらも高い線形性と少ない挿入損失を実現していることを特徴としている。動作電圧は2.0V~5.0V。両品種とも2ビットのコントロール信号で切り替えが可能で、2.3GHz、2.5GHz、3.5GHz、5.8GHzといったWiMAX帯域をカバーする。いずれもすでにサンプル出荷を開始しており、サンプル価格はNJG1669MD7が100円、NJG1660HA8が80円。量産開始は、前者が2009年9月、後者が同年10月からとなっている。

 線形性と損失は、少なからずトレードオフの関係にある。線形性を高めようとすると、消費電力が増え、熱損失が増える傾向にあるからだ。WiMAX CPE向けのNJG1669MD7は、回路構成を最適化することで、それらの特性を両立させた製品である。線形性の指標であるP-0.1dB(0.1dB利得圧縮時の入力電圧)は、周波数が2.5GHz、3.5GHzのいずれの条件でも37dBmを実現している(以下、周波数特性はコントロール電圧が3.0V時の標準値)。一方、挿入損失は2.5GHzにおいて0.35dB、3.5GHzで0.40dB、6.0GHzで0.45dBである。外形寸法が1.6mm×1.6mm×0.397mmのEQFN14-D7で提供される。

 一方、Mobile WiMAX用のNJG1660HA8は、高い線形性と小型化を両立させた製品となっている。2.5GHz/3.5GHzにおいて最小30dBmのP-0.1dBを実現しながら、外形寸法は1.0mm×1.2mm×0.38mmと小さい(パッケージはUSB6-A8)。また、絶縁特性も2.5GHzで33dB、3.5GHzで30dB、6.0GHzで21dBを実現している。

 さらに、両製品はESD保護素子を内蔵しており、HBM(人体モデル)で3kV以上の耐性も備えている。

(村尾 麻悠子)

この記事を : 印刷する 印刷   メールで送る メールで送る   ブックマーク はてなブックマークに登録 この記事をクリップ Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録   

Sponsor Links [ PR ]

関連情報  by  Supplier Showcase

EDN RESOURCE CENTERpowered by Supplier Showcase

SPECIAL CONTENTS [ PR ]

最新ニュース

キーワードタグ一覧