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IEEE 802.3atに準拠したPoEコントローラIC、
最大100Wを供給可能

[issued: 2009年6月8日]
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「LTC4266」

 米Linear Technology社は2009年6月、PoE(Power over Ethernet)コントローラIC「LTC4266」を発表した。IEEE 802.3atに準拠した電力レベル(25.5W)、または独自に規定されたより高い電力レベルの供給が要求される給電機器(PSE:Power Sourcing Equipment)向けの製品である。民生機器用と産業機器用の2種類の温度グレードがある。5mm×7mmの38端子QFNまたは36端子SSOPで提供される。1000個購入時の単価は730円から。

 LTC4266を用いれば、4対のイーサーネットケーブルを介して最大100Wを供給することができる。次世代規格であるIEEE 802.3atのタイプ1およびタイプ2に準拠しているだけではなく、前世代のIEEE 802.3afとも下位互換性を持つ。オン抵抗が低いMOSFETと0.25Ωのセンス(検出)抵抗を外付けすることで熱損失を最低限に抑えることが可能であり、ヒートシンクを使うことなくPSEの給電回路を構成できるという。

 受電機器(PD:Powered Device)の検出には、4ポイント検出方式を用いている。また、PDが高電力機器かどうかの確認を2イベント方式で行い、最大25.5Wの電力に対応できるという。

 このほか、8ビットで設定できる電流制限機能、7ビットでプログラム可能な過負荷電流制限機能、14.5ビットの電流/電圧監視機能、ポートの高速シャットダウン機能などを搭載している。インターフェースは、1MHzのI2Cを備えている。

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