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SanDisk社とSamsung社、
フラッシュメモリーに関する契約を更新

[issued: 2009年5月28日]
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 米SanDisk社と韓国Samsung Electronics社は2009年5月、フラッシュメモリーに関する特許のクロスライセンス契約と、同メモリーの供給に関する契約を更新する協定書に調印したことを明らかにした。両社は、この措置がフラッシュメモリー市場の成長回復の一助になるものと考えているという。これらの契約に基づき、Samsung社は引き続き、フラッシュメモリーをSanDisk社に供給することを保証する。新契約はいずれも、現行のクロスライセンス契約とフラッシュメモリー供給に関する契約の期限である2009年8月14日に発効し、契約期間は7年間に及ぶ。

 クロスライセンス契約の新たな対象には、マルチレベルセルのフラッシュメモリーとフラッシュストレージシステムに関する両社の特許が含まれる。一方、3Dメモリー技術に関する両社の特許はライセンスの対象とはならない。

 これらの新たな契約は、フラッシュメモリー市場において依然として過剰供給が問題となり、ASP(平均販売価格)が下落してサプライヤの収益性が損われている状況下で公表された。フラッシュメモリー市場は、世界経済の低迷による消費者支出の減少に伴い、フラッシュメモリーを使用する民生エレクトロニクス製品の需要が縮小したことからも打撃を受けている。

 SanDisk社とSamsung Electronics社を巡っては、合併/買収の可能性がささやかれていた。2008年9月には、Samsung社がSanDisk社に対して敵対的な買収提案を行っていたことが明らかになった。SanDisk社はフラッシュメモリー市場の厳しい情勢によって2008年第3四半期の業績が落ち込み、レイオフを余儀なくされたが、58億5000万米ドルに上る当時の買収提案を拒否した。アナリストらの間では、Samsung社がSanDisk社の買収に意欲を示したのは、「年間で4億米ドルないし5億米ドルに上ると見られるSanDisk社に対するフラッシュメモリーの特許料の支払いを免れることができるからだ」との憶測が飛び交っていた。

(Electronic News)

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