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【ESEC】SimulinkモデルをUMLで分析/整理、
エクスモーションとdSPACEが提案

[issued: 2009年5月15日]
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エクスモーションとdSAPCE Japanのデモンストレーション
写真1 エクスモーションとdSAPCE Japanのデモンストレーション

 エクスモーションとdSAPCE Japanは、『第12回ESEC(組込みシステム開発技術展)』(2009年5月13日~15日)において、米The MathWorks社の「Simulink」で使用するモデルについて、UML(統一モデリング言語)を使って分析/整理する開発スタイルに関する展示を行った。

 The MathWorks社の「MATLAB/Simulink」は、制御系の組み込みプログラミングに利用されているモデルベース開発環境である。特に、GUIを用いる「Simulink」によるモデリングは、視覚的にわかりやすく、制御プログラミングのモデル作成を容易に行えることから、自動車の走行制御用途をはじめ幅広い分野で利用されている。しかし、dSAPCE Japanの説明員によれば、「Simulinkは確かに使いやすいが、先行開発や量産開発が終了した後に残ったモデルには、モデルを作成する際にベースとした制御の目的や理論などが残っておらず、開発資産としての再利用性が低いという問題があった。これに対し、先行開発時に作成したSimulinkモデルを、UMLを使って抽象化し、分析/整理することで、高い再利用性を持たせることができる。さらに、整理された構造を持つモデルの構築も可能になる」と説明する。

 エクスモーションは、UMLを使ったモデル開発を支援するとともに、UMLモデルをSimulinkモデルに変換するツール「mtrip」を提供する。一方、dSAPCE Japanは、コード生成ツール「TargetLink」を、UMLモデルからのコード生成に対応させる。また、ラピッドプロトタイピングやHILS(Hardware-In-the-Loop Simulation)などのテスト機器のUMLモデルへの対応も進める。

 展示ブースでは、2台の倒立2輪型ロボットを使ったデモンストレーションが行われた(写真1)。1台は、UMLモデルを組み込んだパソコンベースのラピッドプロトタイピングツールにより制御を行っている。もう1台は、ロボット内のマイコンに、UMLモデルを使ってTargetLinkから生成したコードを組み込んで制御を行っている。

(朴 尚洙)

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