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【人とくるま展】出力密度が4500W/kgの
HEV用リチウムイオン電池、日立が出展

[issued: 2009年5月22日]
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「LIB-IV」
写真1 日立のハイブリッド車用リチウムイオン電池「LIB-IV」

 日立製作所は、『人とくるまのテクノロジー展 2009』(2009年5月20日~22日)において、出力密度が従来比で1.5倍となるハイブリッド車(HEV)用リチウムイオン電池「LIB-IV」を展示した(写真1)。

 LIB-IVは、日立製作所と日立ビークルエナジーが共同で開発した製品で、日立グループのHEV用リチウムイオン電池としては第4世代目に当たる。新たに開発したマンガン系正極材料の採用や電極の薄膜化などにより電池の内部抵抗を減らし、出力密度4500W/kgを達成した。電池セルの形状は角型で、サイズは120mm×90mm×18mm、重量は0.24kg、容量は4.8Ah。2009年秋にサンプル出荷を開始する。

 これまで、日立グループが開発してきたHEV用リチウムイオン電池のセル形状は円筒型だった。すでに国内商用車メーカーに供給している第2世代の「LIB-II」、米General Motors社向けに2010年から量産を開始する第3世代の「LIB-III」は、ともに円筒型である。LIB-IIは、出力密度が2600W/kg、サイズが直径40mm×長さ108mm、重量が0.3kg、容量が5.5Ah。LIB-IIIは、出力密度が3000W/kg、サイズが直径40mm×長さ92mm、重量が0.26kg、容量が4.4Ahである。

 日立ビークルエナジーの説明員は、「LIB-IIIまでで、円筒型セルの技術開発に一定のメドが付いたので、角型セルの開発に着手してLIB-IVを開発した。角型セルは、円筒型セルよりも放熱性が高く、内部抵抗を小さくしやすいといったメリットがある」と説明した。

(朴 尚洙)

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