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電圧印加シーケンスなどが設定可能な電源管理IC

[issued: 2009年2月12日]
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「DA9052」

 ドイツDialog Semiconductor社は2009年2月、電圧の供給先であるプロセッサやICの要件に応じて、電圧の印加シーケンスなどをユーザー側で設定できるシステム電源管理IC「DA9052」のサンプル出荷を始めた。スマートホンなどの携帯機器用途に向ける。1000個以上購入時の単価は3.8米ドル。

 DA9052は、降圧型DC-DCコンバータが4個、LDO(低ドロップアウト)リニアレギュレータが10個と、最大14個の電源供給ブロックに加え、16個の汎用I/O、OTP(One Time Programmable)メモリー、タッチスクリーンインターフェースを備えた汎用A-Dコンバータなどを1チップに内蔵している。DC-DCコンバータは出力電圧が0.5V~3.6Vで出力電流は最大1A、LDOリニアレギュレータは出力電圧が0.6V~1.8V、1.2V~3.6V、1.25V~3.6V、1.725V~3.3Vの4種類を用意した。LDOリニアレギュレータには、DC-DCコンバータからの出力電圧を入力することもでき、電池から直接入力する場合に比べて電力効率を最大3倍向上することができる。

 DA9052の電圧印加シーケンスや複数のスリープモードなどの設定は、同社のソフトウエアユーティリティ「パワーコマンダー」を用いることで行える。パワーコマンダーで設定した制御プログラムは、チップの完成後に内蔵のOTPメモリーに書き込まれる。従って、システム設計の見直しなどにより、カメラモジュールやFMチューナICなどが途中で変更になっても、電源部の設計は変更することなく、DA9052をそのまま使うことができる。また、ホストコントローラ側から、DA9052内部のレジスタを直接書き換えれば、OTPメモリーに書き込まれた制御プログラムとは別に、任意の出力に変更することが可能だという。

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