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【ET2009】スマートメーター向けの開発ボード、TI社が公開

[issued: 2009年11月28日]
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TI社のスマートメーター向け開発ボード
写真1 TI社のスマートメーター向け開発ボード
 米Texas Instruments(以下、TI)社は、『Embedded Technology 2009(ET2009)』(2009年11月18日~20日)において、スマートメーター向けの開発ボードを展示した(写真1)。

 スマートメーターとは、通信機能などの付加機能を備えた電気メーターのことである。米国では、情報技術を用いて電力供給を効率化するスマートグリッドを実現するために、従来の電気メーターからスマートメーターへの置き換えが進むと見られている。

 TI社の開発ボードは、液晶ディスプレイへの表示機能を持つ3相対応の電力測定用IC「MSP430F47197」と、32ビットプロセッサコア「C2000」を搭載する電力線通信用IC「TMS320F28xx」、ZigBeeに対応する無線通信IC「CC2530」、ISM(Industry Science Medical)バンドに対応する無線通信IC「CC430」などを搭載している。

 MSP430F47197は、電力測定を行い、測定結果を液晶ディスプレイで表示するドライバ機能を備えている。TMS320F28xxは、電力測定の結果などを、宅内のパソコンや電力会社をはじめとする宅外に、電力線通信によって送信する。宅外との通信は、CC430によるISMバンドでも行える。そして、CC2530は、ZigBeeを使って、電力測定の結果を電力表示を行う宅内の操作盤に送信したり、操作盤による操作結果を受信したりする。「日本では、宅外での使用が許可されていない電力線通信の機能は利用できないが、ZigBeeを使って宅内で通信する機能については需要があると考えている」(TI社)という。

(朴 尚洙)
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