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【ET2009】通信処理専用回路を搭載したネットワークプロセッサ、
NTTエレクトロニクスが開発

[issued: 2009年11月20日]
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 NTTエレクトロニクスは、『Embedded Technology 2009(ET2009)』(2009年11月18日~20日)において、通信処理専用のパケットエンジン回路を搭載するギガビットネットワークプロセッサ「GC-1000」を展示した。サンプル価格は明示していないが、数千円のレベルだという。

 既存のネットワークプロセッサでは、プロセッサ上のCPUコアで動作するソフトウエアにより通信処理を行っている。しかし、ネットワークの通信速度が向上すると、プロセッサにおける通信処理の負荷が増大し、それ以外の処理性能が下がり、アプリケーションの機能低下を招く恐れがある。それに対し、GC-1000は、この通信処理を行うための専用のパケットエンジン回路を搭載している。これにより、1ギガビット/秒の通信処理を行う場合でも、CPUコアに対して処理負荷が加わることはないという。このパケットエンジン回路は、IPsec(Security Architecture for Internet Protocol)、IPパケット転送、QoS(Quality of Service)処理、レイヤー2スイッチングに対応する。また、GC-1000は、暗号/認証エンジン回路と、処理能力が600DMIPS(Dhrystone MIPS)のPowerPC405コアを2つ搭載している。

 展示では、帯域幅が30メガビット/秒相当の映像信号を含む1ギガビット/秒の通信処理について、GC-1000を用いた場合と、専用のパケットエンジンを持たない既存のネットワークプロセッサを用いた場合とで比較するデモンストレーションを行った(写真1)。GC-1000を用いた場合、映像は遅延なく表示されるが、既存のネットワークプロセッサでは、映像表示に遅延が起こるとともにブロックノイズが現れるなどしていた。

(朴 尚洙)
「GC-1000」のデモ
写真1 「GC-1000」のデモ
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