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Analog Devices社、2つのシリーズの
アイソレータICを発表

[issued: 2008年5月23日]
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「ADuM540x」
図1 4チャンネルのアイソレータIC「ADuM540x」
「ADuM120xW」
図2 ハイブリッドカー向けの
アイソレータIC「ADuM120xW」

 米Analog Devices社は2008年5月、データと電源の絶縁を行う4チャンネルのアイソレータIC「ADuM540x」を発表した(図1)。同社のアイソレータ製品ファミリを拡張するものとして位置付られている。

 ADuM540xは、Analog Devices社独自のアイソレーション技術である「iCoupler」に基づくデータ線用のアイソレータと、同じく同社独自の電源用の絶縁技術「isoPower」を用いた絶縁用DC-DCコンバータを、10mm×10mmのパッケージに集積したもの。同社によると、DC-DCコンバータやフォトカプラーを外付けした場合に比べ、基板面積を最大70%、コストを最大50%削減できるという。DC-DCコンバータの最大出力電力は500mWで、動作電源電圧は5.0Vまたは3.3V。

 2008年後半には、2チャンネル版の「ADuM520x」と、isoPowerを用いた絶縁用DC-DCコンバータのみの「ADuM5000」を出荷する予定だ。

 ADuM540xファミリのうち、「ADuM5401」と「ADuM5402」、「ADuM5403」、および「ADuM5404」は現在出荷中で、「ADuM5400」については2008年7月より出荷を開始する。16端子SOICパッケージで提供され、1000個購入時の単価は5.00米ドル。ADuM520xとADuM5000は2008年7月より出荷が開始され、1000個購入時の単価はそれぞれ4.08米ドル、および3.16米ドル。

 また、Analog Devices社は、ハイブリッドカーのモーター駆動やバッテリのマネジメントシステムなどの用途に向けたアイソレータIC「ADuM1xxxW」も発表した(図2)。2チャンネルの「ADuM120xW」、3チャンネルの「ADuM130xW」、および4チャンネルの「ADuM140xM」の3製品がある。

 ADuM1xxxWも、iCouplerを用いたデータ線用のアイソレータ製品で、厳しい電気的特性が要求されるハイブリッドカー向けに最適化したものである。フォトカプラーに比べて温度の影響を受けにくいというiCouplerの利点を生かし、AEC-Q100規格に準拠した-40~125℃の動作温度範囲を実現した。動作電源電圧は3.0V~5.5V。アイソレーション/バリア間の電圧変換が可能なので、低電圧のシステムと互換性もある。

 今回投入された3製品は、8端子または16端子のSOICパッケージで提供され、すでに量産出荷を始めている。単価は、チャンネル当たり0.55米ドルから。

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