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Infineon社の車載向けマイコン、燃費の改善と有害排出ガスの削減に貢献

[issued: 2008年2月8日]
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 ドイツInfineon Technologies社は2008年2月、自動車の燃費改善と排出ガス基準に適合するようにエンジンの制御を行うことができる32ビットマイクロコントローラ「AUDO FUTURE」ファミリのサンプル出荷を始めた。価格はパッケージや内蔵する機能によって異なるが、10万個購入時の単価は約14.5米ドル~約29米ドル。

 AUDO FUTUREファミリは、デジタル信号処理機能を備えたプロセッサコア「TriCore」や最大4Mバイトのフラッシュメモリー、FlexRay対応の通信ブロック、オンチップの周辺機能を制御するためのプロセッサなどを1チップに集積している。また、車載用ソフトウエアの標準化団体である「AUTOSAR(Automotive Open System Architecture)」の仕様に準拠したソフトウエアも実装している。

 Infineon社はAUDO FUTUREファミリとして3製品を用意した。ハイエンド製品の「TC1797」は、プロセッサコアの動作周波数が180MHz、フラッシュメモリーの容量が4Mバイトで、FlexRayコントローラなどを搭載している。「TC1767」は、動作周波数が133MHzあるいは80MHzで、フラッシュメモリーの容量は2Mバイト。「TC1736」は動作周波数が80MHz、フラッシュメモリーの容量は1Mバイトでエントリレベルの製品となる。パッケージは144端子または176端子のLQFP(low-quad flat pack)と、260端子または416端子のBGAを用意している。

 新製品は、演算処理能力が従来製品の「AUDO Next-Generation」に比べて最大66%向上している。特に、エンジン管理やトランスミッション制御などパワートレイン機能に関する演算処理はTriCoreで集中して行い、通信などそれ以外の演算処理は専用の周辺制御用プロセッサで分担して行うようにした。このため、高速な演算が要求される用途に利用できる。例えば、自動車の排出ガス基準である「EURO5」や「EURO6」に加えて、近い将来、米国の「OBD2」と呼ばれる規格要件にも対応できるエンジン制御が可能となる。

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