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IDT社がDisplayPort製品を強化、
Silicon Optix社のビデオ技術資産を買収

[issued: 2008年11月5日]
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Chad Taggard氏
写真1 IDT社のChad Taggard氏

 米Integrated Device Technology社(以下、IDT社)は2008年10月、米Silicon Optix社から同社のビデオプロセッシング技術「HQV(Hollywood Quality Video)」および関連資産を買収したと発表した。IDT社は今回の買収によって、HQVのIP(Intellectual Property)およびエンジニアリングチームを傘下に入れる。この買収には、同社のDisplayPort製品群の付加価値を高めていく狙いがある。

 IDT社によると、「Silicon Optix社が保有するHQV技術は、1080iから1080pへのHD(高品位)インターレース解除(デインターレース)機能や、映像のギザギザを排除する多方向角型フィルタなどの機能によって、シャープかつ繊細なHD映像を実現する。またHQV技術を利用すれば、高度なスケーリング機能、ピクセル単位のディテール拡張機能、圧縮時に生じるノイズを取り除くノイズ低減機能などによって、SD(標準品位)の画像をHD品質に高めることが可能だ」と説明する。その上で、「HQV技術は当社DisplayPort製品群の『PanelPort』などと補完関係にある。今後は、当社製品のポートフォリオの拡充や付加価値の向上に活用していきたい」(同社)という。

 同社ワールドワイドマーケティング担当バイスプレジデントのChad Taggard氏は、「今後、既存のデジタル映像インターフェースからDisplayPortへの置き換えが進むことが予想される。ノート型パソコンやパソコンモニターの分野では、既存のVGA(Video Graphics Array)やDVI(Digital Visual Interface)を代替し、テレビなど民生機器の分野ではHDMI(High Definition Multimedia Interface)と併せてDisplayPortの搭載が拡大していくと見られる」と述べる(写真1)。

 さらにTaggard氏は、「当社が保有するDisplayPort準拠のレシーバ/タイミングコントローラなどに加えて、今後はHQV技術を生かしたビデオプロセッサなどの製品化を目指し、高度なビデオプロセッシング技術と高速I/Oの技術の統合を図っていく。それにより、拡大が見込まれるDisplayPort市場での地位確立を目指す」と語った。ただ、ICの統合化や具体的な製品のロードマップなどについては、「(HQV技術の買収が)まだ間もないこともあり、現時点では詳細は未定だ」と述べるにとどめた。

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