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IBMが45nm SOIのファウンドリサービスを開始、
ARM社がIPライブラリを提供

[issued: 2008年11月12日]
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 米IBM社は2008年11月、45nmのSOI(Silicon on Insulator)プロセスによるファウンドリサービスを開始すると発表した。今回の発表の背景には英ARM社のサポートがある。ARM社はスタンダードセルやメモリー、I/OセルなどのIP(Intellectual Property)ライブラリを、IBM社のファウンドリサービス向けに提供する予定である。

 バルクCMOSよりコストが高いという理由から、SOIを否定するメーカーもある。しかしIBM社は、SOI技術を初めてサーバー向け製品に商用展開した1990年代から同技術を推進してきた。同社は2007年6月に、45nm SOI技術を採用したASICである「Cu-45」を発表していた。

 IBM社は、「当社の45nm SOIプロセスでは、バルクCMOSプロセスに比べて性能が最大30%向上し、消費電力は40%削減することできた」としている。

 IBM社のSOIプロセスは、ゲーム端末機向けのプロセッサ市場において成功を収めた。現在、米Microsoft社と任天堂、ソニーの大手ゲーム機メーカーが、IBM社のSOI技術を採用している。IBM社は、「SOI技術をハイエンドのアプリケーション以外に展開する上でカギとなるのはコストだ」と考えている。SOIプロセスとバルクCMOSプロセスとでは、世代が進むに連れてコストの差は小さくなっている。同社は、「こうした傾向が続けば、SOIプロセスが採用される範囲は、デジタルテレビやハイエンドの携帯機器などにも広がるだろう」と期待を寄せている。

 IBM社で半導体プラットフォーム部門のバイスプレジデントを務めるMark Ireland氏は、発表の中で、「45nmは当社の6世代目のSOI技術になる。当社は、通信機器やゲーム機器、民生用機器の分野で製品を顧客と共同開発しているが、多くの製品で、SOI技術が重要な役割を果たしている」と述べた。

(Electornic News)

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