NEWS CENTER


モバイルWiMAX基地局向けのリファレンスデザイン、フリースケールとArrayCommが開発

[issued: 2007年9月13日]
この記事を : 印刷する 印刷   メールで送る メールで送る   ブックマーク はてなブックマークに登録 この記事をクリップ Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録   

 フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンと米ArrayComm社は2007年9月、東京都目黒区で行われた「Freescale Technology Forum Japan 2007」において、モバイルWiMAX基地局向けのリファレンスデザインを開発したと発表した。IEEE 802.16eに準拠しており、WiMAX Forum Wave2の標準プロファイルに適合している。フリースケールは、同社のDSP「MSC8144」を提供し、そのDSP上で動作する制御層(MAC:media access control)と物理層(PHY:physical layer)のソフトウエアを開発。一方のArrayComm社は、MSC8144で動作するマルチアンテナ信号処理ソフトウエア「A-MAS」を開発した(写真1)。このリファレンスデザインを用いてWiMAX基地局を設計した場合、既存のWiMAX基地局システムと比較して、通信可能エリアの拡大やデータ速度の向上、周波数利用効率の向上などが可能だという。フリースケールのソフトウエアは、同社のDSPを用いる場合はライセンス契約/ロイヤルティは必要ない。ArrayComm社のA-MASはライセンス契約が必要となる。

 A-MASは、MIMO(multiple input multiple output)、ビームフォーミング技術であるAAS(adaptive antennas system)、さらにMIMO/AAS混在モードに対応しており、すでにWiMAX、HSDPA、W-CDMA、PHS、GSM、HC-SDMAなどの通信規格に対応した30万局を超える機器に実装されているという。そのため、開発リスクの回避、開発コストと開発期間の削減が可能だ。

 MSC8144は、最大1GHzで動作するDSPコア「StarCore」を4個実装したクワッドコアDSP。90nmのSOI(silicon on insulator)技術を使った同社3世代目のマルチコアDSPである。10.5Mバイトのキャッシュメモリーやセキュリティコプロセッサ、デュアルコアプロセッサの「QUICC Engine」などを備える。10.5Mバイトという大きなキャッシュメモリーを備えるため、外部メモリーへのアクセスを低減でき、高い性能を少ない消費電力で実現するという。

写真1 フリースケールとArrayComm社が開発したリファレンスデザインの概念図
写真1 フリースケールとArrayComm社が開発したリファレンスデザインの概念図
この記事を : 印刷する 印刷   メールで送る メールで送る   ブックマーク はてなブックマークに登録 この記事をクリップ Buzzurlにブックマーク Yahoo!ブックマークに登録   

Sponsor Links [ PR ]

関連情報  by  Supplier Showcase

EDN RESOURCE CENTERpowered by Supplier Showcase

SPECIAL CONTENTS [ PR ]

最新ニュース

キーワードタグ一覧