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Electronic Newsから:
QUALCOMM社、2つの無線技術企業を買収

[issued: 2006年12月11日]
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 米カリフォルニア州サンディエゴに本社を置く無線通信技術大手のQUALCOMM社は、無線LAN技術の米Airgo Networks社と米RF Micro Devices(RFMD)社それぞれの無線技術関連部門の大半を現金取引で買収することを明らかにした。なお、買収金額は明らかにしていない。

 QUALCOMM社によると、「カリフォルニア州パロアルトに本社を置くAirgo社は、無線LAN技術の知的所有権とそのリソースを所有し、アクセスポイントメーカーやノート型パソコンメーカー向けに無線LAN製品を供給している」という。

 QUALCOMM社は、この買収の後、Airgo社には現在の事業をそのまま継続させ、同社のIEEE 802.1a/b/gおよび802.11n技術をモバイルステーションモデム(MSM)チップセットや、無線ブロードバンド通信の一部に利用し、ユビキタス環境を提供する新プラットフォーム「Snapdragon」にも組み込むつもりだという。

 また、QUALCOMM社は、サンディエゴにあるRFMD社のBluetooth部門を買い取る契約を交わした。QUALCOMM社は、「RFMD社の Bluetooth EDR(enhanced data rate)技術をMSMリファレンスデザインに取り入れて完成度の高いソリューションを客先である機器メーカーに提供していきたい。現在、RFMD社のサンディエゴ拠点ではハンドセット/ヘッドセット機器市場向けの製品を開発している」と語った。

 今回の買収をアナリストは高く評価し、QUALCOMM社が買収で獲得した資産の運用方法と今後の同社の民生電子機器分野でのシェア拡大方針に関して、さまざまな予測を発表している。

 米国の市場調査会社、ABI Research社で主席アナリストを務めるStuart Carlaw氏は、「QUALCOMM社が行ってきた事業統合の中でも、今回の買収は非常に理にかなったものだといえる。IEEE 802.11nとBluetoothの両方の技術を備えた高機能の携帯電話機器向けチップセットシリーズにさらに新たな製品ラインが加わることになる」と指摘した。

 Carlaw氏によれば、「QUALCOMM社は、携帯電話機器製品以外に、Bluetooth技術でも市場でシェアを確保している。 Bluetooth技術を搭載したゲーム機器やポータブルマルチメディアプレーヤ、音楽プレーヤ製品が増えてきている業界動向から見ても、同社が Bluetooth技術を足掛かりに民生電子機器市場への進出をもくろんでいるのだとしたら、それは容易に実現できるだろう」と続けた。

 QUALCOMM社は、2006年12月中に今回の買収を完了させる予定だとしている。


(Electronic News)

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