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[組込みシステム開発技術展レポート(6)]
ソフトウエアの爆発

[issued: 2005年7月5日]
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プラットフォーム

 今回の組込み開発技術展では「プラットフォーム」という言葉が目立った。顧客がアプリケーション開発に専念できるように、基盤設計や開発にかかる時間とコストの削減を目的とした、「ミドルウエアと組込みOSの統合」を指すことが多いようだ。

 NECエレクトロニクスのブースでは、半導体ソリューションプラットフォーム「platformOViA:Open, Value interface for your Applications」が紹介された。デジタル家電、携帯機器、車載機器をターゲットにする。これらの分野においては、描画処理、各種メディア処理、通信処理といったソフトウエアの開発量が爆発的に急増している。製品化サイクルが短い中、開発時間とコストの削減は各社にとって大きな課題だ。
 platformOViAは、MP211など分野ごとに最適化されたシステムLSI、MontaVista社と共同開発している組込みLinuxなどの OS、ユーザーのアプリケーションに必要なミドルウェア、から構成される。これにより、個別に開発する場合に比べ、開発時間が大幅に短縮できるという。当初は3G/3.5G携帯電話機の開発に向ける。

 富士通のブースでも同様に、デジタル家電、携帯機器、車載機器に向けた「組込みソフトウエアプラットフォーム」が紹介されていた。こちらもミドルウエアと組込みOSを統合したもので、対象アプリケーションの分野を超えたサポートをする。


platformOViA
デジタル家電、携帯機器、車載機器、

 今回の組込み開発技術展では、上記の「プラットフォーム」がターゲットとしている「デジタル家電、携帯機器、車載機器」の3分野に焦点をあてた展示も多く見受けられた。
 東芝情報システムのブースではこの3分野に向けた、Macromedia Flash Playerの実用例が紹介された。これも「ソフトウエアの開発量の爆発」を解決する狙いがある。東芝製TX4937(MIPS)CPUボードに MontaVista社のLinuXOSとMacromedia Flash Player を実装し、マルチファンクションプリンタ端末用のメニューコンテンツを作成。プリンタを操作するデモを実演した。また、東芝/東芝情報システム製のT- engine/TX4956ボードにT-kernel OSとMacromedia Flash Playerを実装し、車載情報端末用メニューコンテンツを作成。車載機器を操作するデモも実演した。
(伊藤 達哉)


東芝Flash Mediaデモ
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