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Product Roundup

位相差3°を保証した差動信号用スイッチIC

[issued: 2009年4月号]

NJG1662MD7


 新日本無線は、デュアルバンドに対応する携帯電話機やデータ通信カード向けSPDT(単極双投)スイッチIC「NJG1662MD7」を発表した。バランス(差動)型フィルタからの2系統の差動信号を1系統の差動信号に切り替えるスイッチICである。スイッチを用いてこの切り替えを実現すると配線の交差が生じるが、NJG1662MD7はこの交差をIC内部で行っていることを特徴とする。すなわち、プリント配線板上では交差配線が生じない。同社はこの種の製品を「X(クロス)-SPDT」と呼んでおり、2006年3月に「NJG1642HE3」を発表していた。NJG1662MD7は、このNJG1642HE3のRF特性を維持しながら、小型化を図った製品である。NJG1642HE3に比べて面積比で約54%、高さ比で約50%低減しており、外形寸法が1.6mm×1.6mm×0.43mmのEQFN14-D7パッケージで供給される。

 NJG1662MD7の電源電圧は1.5V~4.5V。RF特性は、挿入損失が0.3dBで、アイソレーションが28dBである(いずれも1GHzにおける値)。また、NJG1642HE3では各チャンネル間の位相差については保証していなかったが、NJG1662MD7では2GHzにおいて位相差±3°以内を保証している。さらに、ESD(Electrostatic Discharge)耐性は、人体モデルで±3.5kV以上を実現している。

 NJG1662MD7は、サンプル出荷、量産出荷ともにすでに開始している。サンプル価格は50円。

連絡先:問い合わせページ、http://www.njr.co.jp/j_frame/jf_00_con.html

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