MAGAZINE ARTICLES
|
|
富士通マイクロエレクトロニクス、イー・シャトル、米D2S社の3社は2008年10月、電子ビーム直接描画(直描)でのICの試作/生産に向けて協業することを明らかにした。3社は今後、D2S社の電子ビーム直描向けIC設計環境ソフトウエア「DFEB:design for e-beam(以下、DFEB)」を利用して、直描技術を用いたICの開発/実証作業を共同で行っていく。
3社の役割は、富士通マイクロエレクトロニクスが設計を担当し、D2S社がDFEBを提供し、イー・シャトルが製造を担当する。当面の計画としては、直描によるICの試作サービスや小規模生産を目標とし、65nmプロセスでの評価用テストチップの製造を開始するという。
富士通マイクロエレクトロニクスでASIC/COT事業部 国内ASICマーケティング部部長を務める朝日出弘之氏は、「電子ビーム直描では、フォトリソグラフィ技術で必要となる高額なフォトマスクが不要なため、ICの製造コストを大幅に削減することが可能だ」とそのメリットを説明する。
従来の電子ビーム直描方式として知られる可変整形ビーム(VSB:Variable Shaped Beam)方式は、さまざまなパターン形状の描画に対応できる半面、ショット数が増加するためにスループットが低下するという課題があった。現状、スループットを向上させるために、繰り返し性のある図形を形成したステンシルマスクを使用することでショット数を削減する部分一括露光(CP:Character Projection)方式を併用する方法などが考えられている。
このCP方式について、D2S社の会長兼CEO(最高経営責任者)を務める藤村晶氏は、「VSB方式のみの場合と比べて、CP方式を併用することでショット数を1/5ほど削減することが可能になる。ただ、これまではCP方式による高速化のメリットが十分に生かされていなかった。当社のDFEBを用いることで、VSB方式のみの場合と比べてショット数を1/25にまで削減できる。それにより、スループットを大幅に向上することが可能になる」と説明する。これまでのCP方式では、物理設計(レイアウト設計)後に図形を抽出していたのに対して、D2S社のDFEBではIC設計フローの上流にさかのぼり、論理合成の段階から図形の最適化を狙った処理を行うことで、ショット数を大幅に削減することを可能にしたという。富士通マイクロエレクトロニクスの朝日出氏は「今後はDFEBを導入することで、さらに電子ビーム直描でのIC製造コストの削減や製造期間の削減が可能になると期待している」と述べている。
イー・シャトルの代表取締役社長を務める土川春穂氏は、「現在はシングルビーム方式の電子ビーム描画装置を用いている。その処理能力は300mmウェーハで0.1wph(ウェーハ/時)程度だ。DFEBを導入することで、2009年から2010年にかけて処理能力を5~10倍程度にまで高めていきたい。さらに、将来的にはマルチビーム方式の電子ビーム描画装置を導入することなどで処理能力のさらなる向上を図り、直描でICを量産できるレベルにもっていきたい」と語った。
(鉄井 亮一)
3次元測定機・3Dスキャナー活用ツール支援ツール Reshape(リシェイプ)3次元測定機が手ごろな…
製品設計では、CADにより製品/ユニット/部品の形状および配置を定義しますが、それ以前に、製品/ユニ…
Mathcad 14.0は、繰返し計算が簡単にでき計算過程も残せる技術計算・ドキュメント作成ソフトウ…
Enterprise 3000は700以上の様々な実装/製造/信号特性の検証項目と製造最適化機能を備…
診断ドリブン歩留まり解析で原因をより早期に特定
65nm以下の先端テクノロジ・ノードで開発されているICは、わずかな製造ばらつきがICの性能低下や故障を招く原因になります。さらに、設計に固有なフィーチャーに影…[メンター・グラフィックス・ジャパン]
パワーマネジメント製品セレクション・ガイド
産業用、計測機器、画像処理、通信/コンピューティング・インフラストラクチャ、民生用電子機器などのアプリケーションに最適なパワーマネジメント製品ファミリーの概要を…[アナログ・デバイセズ]
アナログ・デバイセズに寄せられた珍問/難問集より<Issue 35>
ストレスは、人間にもアナログICにも良くないQ. 最近の記事で、機械的ストレスによって高精度アナログICのキャリブレーションが変わると書かれていますね。それは、…[アナログ・デバイセズ]
トランスインピーダンス・アンプ設計のための留意点
ナショナルのフルスイング出力電圧帰還アンプ「LMH6611」を用いた、シンプルなトランスインピーダンス・アンプ(TIA)設計を紹介。[ナショナル セミコンダクター ジャパン]
コンティニュアス・タイム(連続時間)型シグマ/デルタA/Dコンバータ
業界で初めて実用化されたコンティニュアス・タイム(連続時間)型シグマ/デルタA/DコンバータADC12EU050の優れた性能を紹介。[ナショナル セミコンダクター ジャパン]
停電時運転継続用バックアップ・バッテリを置き換えることができるスーパーキャパシタ
スーパーキャパシタ(またはウルトラキャパシタ)は、短時間のエネルギー保存のアプリケーションや間欠的高エネルギー・パルスを必要とするアプリケーションに用途を広げて…[リニアテクノロジー]
リニアテクノロジー 高性能アナログICの新製品情報 最新11月版
オペアンプ、データ変換、インタフェースなどシグナルチェーン関連および、スイッチング・レギュレータ、リニアレギュレータ、LEDドライバ、Module、PMICなど…[リニアテクノロジー]
高精度トランスインピーダンスアンプ
フォトダイオードなどの微小電流信号を増幅するためには,入力バイアス電流が少なく,入力オフセット電圧やドリフトも小さなアンプを用いてI-V変換するのが一般的です。…[日本テキサス・インスツルメンツ]
アナログ・デジタルの仕様とパフォーマンス特性の用語集
この用語集は、テキサス・インスツルメンツのデルタ・シグマ()型、逐次近似レジスタ(SAR)、およびパイプライン ADコンバータの仕様と性能特性に関する定義を収録…[日本テキサス・インスツルメンツ]
検証の新しいアプローチEVEは、 ASIC/SoCデバッグと組み込みソフトウェア検証の両方を対象として、従来のエミュレーションとラピッドプロトタイピング・システ…[日本イヴ]
システムレベル・仮想プラットフォームを手早く構築するためのトランザクタからなる仮想コンポーネント・ライブラリをご紹介します。ZeBuの仮想プラットフォームは、M…[日本イヴ]
電磁波解析専用ソフトウェア PAM-CEM
電磁波関連機器・部品の解析設計を支援する電磁波解析専用ソフトウェア(CAE)です[特長]・「EMC・EMI問題への対策」を支援 有限差分時間領域法(FDTD)の「PAM-CEM/FD」または有限要素時...[日本イーエスアイ]
|
アナログ電子回路コミュニティ
技術者のための掲示板サイト |
|
Design Hint&Tips
アナログ設計回路の基礎から最新技術動向まで |
|
最適なソリューションを提案する パナソニックの最新キーデバイス パナソニック エレクトロニックデバイス |
|
MCU EXPO.COM
MCUの総合情報サイト |
|
Green Power Solution
電源IC & アナログ情報サイト |
|
FPGA Insights
FPGAの総合情報サイト |
|
ANALOG TECH & INFO
アナログ半導体の総合情報サイト |
|
特集 カーエレJAPAN |
|
特集 ET 2009 |