| 「ノートPCに見るバッテリマネジメントの要点」 |
| 富士通テクノリサーチ 調査本部 第一統括部 担当部長 小澤 秀清 氏 |
講演概要 |
| ノートPCや携帯電話に代表される携帯型IT機器の電源に、軽量、高電圧、大容量という特徴を持つリチウムイオンバッテリが使用されるようになって久しい。昨今では、電動アシスト自転車や電動工具の領域にも使用されるようになってきた。しかし、リチウムイオンバッテリを使用する携帯機器を設計においてはバッテリの特性を理解することが重要であり、使い方を間違えると、発煙、発火、破裂などの事故を招く恐れがある。毎年のように繰り返されるノートPCや携帯電話のリコールなどは悪い例だ。本講演では、市場でリコールに至った電池パックでの事故事例を紹介しながら、ノートPC用インテリジェントパックで用いられている各種マネジメントの手法や機能の概要、バッテリパックを設計する上での注意点、バッテリを充電するための各種手法や今後の動向などについて解説する。
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講演者略歴 |
| 1974年富士通に入社。超大型汎用計算機のハードウエア開発設計および方式設計に従事。仮想計算機のハードウエア/ソフトウエア方式設計を経て、1988年よりパソコンの方式設計に従事。1990年よりノートPCの開発設計に従事し、1992年よりノートPCの電源設計、電池パックの開発を担当。2002年富士通VLSIに移り、電源制御ICやリチウムイオンバッテリ用保護IC、バッテリ残量計ICなどの開発に従事。2006年富士通テクノリサーチに移り、現在に至る。
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| 「1セルリチウムイオン電池システムの安全設計」 |
インターシル プリンシパルエンジニア Michael Coletta氏 |
講演概要 |
| リチウムイオン電池を使ったシステムの安全回路への最新要求仕様について講演する。
ごく最近の標準化作業やその作業内容について述べた後、ベストな保護回路を低価格で設計する方法を議論する。
個別素子での設計例と集積回路での設計例を述べ、各設計法のコストやメリットなどを比較する。
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講演者略歴 |
| Michael Coletta氏は、Intersil社でマーケティングと技術を10年間担当してきた。
カリフォルニア州アーバイン工場でプリンシパル・エンジニアとして勤め、同社の次世代バッテリマネジメントと高電圧バッテリシステム向けのパワーマネジメント製品の開発を率いてきた。
Intersil社での責任に加え、同氏はIEEEやCTIAの組織において、バッテリとシステムの安全性に関して複数の技術委員会で活動している。
パワーマネジメントとバッテリ安全回路の分野で特許を数件持つ。ロングビーチのカリフォルニア州立大学電気工学科卒業。
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「10A1チップDC-DCコンバータと電源用最新MOSFET技術
−バッテリマネジメントを支えるパワーデバイス技術」
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東芝 セミコンダクター社
首席技監工学博士
中川 明夫氏
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講演概要 |
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まず、電源用MOSFETの最新技術と高効率を実現するMCMの最新技術について概説した
後、シリコン限界に迫る高効率のDC-DCコンバータを実現する将来技術を展望する。
次に、大電流高効率の1チップDC-DCコンバータを実現する5VパワーCMOS、25V横型
DMOS技術と10A以上の1チップ大電流化を実現するドライブ技術を解説する。
最後にこれらの技術を適用した12V10Aの1チップDC-DCコンバータの特性を示す。
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講演者略歴 |
| 1974年東芝総合研究所(現在の研究開発センター)に入社以来、一貫してパワーデバイス・パワーICの開発に従事。
1981年から1年半、米国マサチュセッツ州立大学の客員研究員。
世界初のノンラッチアップIGBTの開発(1984年)、世界初のパワーデバイス用デバイスシミュレータの開発(1983年)、高耐圧SOIパワーIC技術の考案と500V1チップインバータICの開発(1991年)、BCDパワーIC、横形DMOSの開発、高速パワーMOSFET、電源用MCMの開発などに従事。
1974年東京大学物理学科修士終了。工学博士。現在、セミコンダクター社 首席技監。 |
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| 「広がるバッテリマネジメントICのポートフォリオ」 |
日本テキサス・インスツルメンツ ハイパフォーマンスアナログ事業部
パワーマネジメント・ビジネス推進部
アプリケーション・エンジニア
恵美 昌也 |
講演概要 |
| バッテリマネジメントICの製品ポートフォリオが拡がっている。規格外や
不正使用のバッテリを検出するためのバッテリ認証ICや、バッテリの残量を
監視管理するIC、バッテリ保護ICなど、いろいろな製品が登場している。
これらがなぜ必要なのか、これらを使うとどのような特性を知ることが
できるのか、どのような仕組みで特性を得ているか、など、バッテリマネジ
メントICの拡がりとその動向、技術などについて解説する。 |
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| 「携帯機器市場に向けた小型燃料電池」 |
MTI Micro Fuel Cells Inc. (MTI Micro) エムティーアイ マイクロフューエルセルス社 (MTIマイクロ) ビジネスデベロップメント及びマーケティング担当 副社長 Juan Becerra (ワン・バッセロ)氏 |
講演概要 |
携帯用電子機器向けに、より長持ちする電池への需要が高まっており、さらに性能の良い電源が求められている。無線技術が進歩する現在、消費者は少ない充電時間で、無線機器をもっと頻繁に使うことを望んでいるが、電池の性能はその要求に追いつけない。ダイレクトメタノール型燃料電池は、現在使われている電池よりも高い性能がえられる可能性を持っている。MTIマイクロは、Mobion ダイレクトメタノール型燃料電池技術を、独自のDFM手法により、設計段階で製造の問題を十分に考慮して開発している。これは、小型化と携帯用機器へ実装を考えると、重要な前提条件となる。業界のアナリストは、2012年までに、マイクロ燃料電池はほぼ2億台の携帯機器に使われるだろう、と予測している。
この講演では、高性能電源としてのマイクロ燃料電池技術とトレンド、この技術を実用化する際の問題点や見通し、最近のMTIマイクロフュエル・セルズ社の開発状況、目指している開発、携帯用電子機器向けのダイレクトメタノール型燃料電池の商業化について総括する。
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講演者略歴 |
バッセロ氏は、2001年5月にMTIマイクロ社に入社。現在、同社の市場及びビジネス開拓と、IP(知的財産)分野を統括している。バッセロ氏は、20年に及ぶ技術と製品開発に関する経験を生かし、製品開発担当副社長として、MobionRと呼ばれる燃料電池技術の開発を指揮した。
入社前は、約10年間ゼロックス社に在籍。その間12件の特許を出願し、高性能デスクトッププリンタープロジェクトを管理した。同氏はこのプロジェクトのマネージャーとして、インクジェットプラットフォームの量産に必要な全ての要素について、責任を持っていた。
同氏は、ロチェスター工科大学で電気工学学士を、またノースキャロライナ州立大学で電気工学修士を取得していた。さらにMTI社で10件特許を申請している。
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