| 2004年11月12日 |
英CSR社が携帯電話機への組み込みに向けた
無線LANチップを発売、6mm角と小さい |
 |
英CSR社は、携帯電話機への組み込みに向けたIEEE802.11b/g準拠の無線LANチップ「Unifi-1 Portable」を発売した。外形寸法が5.8mm×6.4mm×0.7mmと小さいCSP(chip
scale package)に封止した。このチップにフィルターやバランのほかインダクターやコンデンサーといった周辺部品を外付けした場合の実装面積は11mm×9.5mm程度で済むという。2004年末までにサンプル出荷を開始する。量産は2005年中旬までに始める予定。
RFトランシーバー回路やベースバンド処理回路、MAC処理回路、独自に開発したRISCプロセッサー・コア、RAMなどを集積したLSIチップを搭載した。0.13μmのCMOS技術で製造したもの。1.5Vの電源電圧で動作する。出力電力は最大12dBm、受信感度は最小−80dBm。パワー・アンプと低雑音アンプ(LNA)を外付けせずに、54Mビット/秒のデータ転送速度で10m程度の通信可能距離を確保できるという。
このほか、「消費電力が低いことも特徴である」(CSR社)。現在市販されている無線LANチップに比べて、スタンバイ状態における消費電力が1/5〜1/3程度、動作時の消費電力が1/3程度とする。具体的には、起動までの時間が5msと比較的長いスタンバイ状態において最大200μW、起動時間が5nsと比較的短いスタンバイ状態において最大3mW、54Mビット/秒の送受信動作時に最大300mWを消費するという。価格については、大量購入時の単価を8米ドル以下に設定する。
このほか同社は、デジタル・ビデオ・カメラをはじめとした携帯型機器への組み込みに向けたIEEE802.11a/b/g準拠の無線LANチップ「Unifi-1
Consumer」も発売した。Unifi-1 Portableに搭載したのと同じLSIチップと、フラッシュ・メモリー・チップをスタック(積層)で内蔵した。パッケージは外形寸法が8mm×8mm×1.6mmのBGAである。100万個購入時の単価は9米ドル。(薩川
格広) |
 |
 |
 |
 |
連絡先: |
シーエスアール、電話03-5276-2911 |
 |
詳 細: |
英CSR社(ニュース・リリース) |
|
 |
| |
 |
| >>>他のニュース |