| 2004年04月07日 |
[インテル デベロッパ・フォーラム Japan(2)]
ワイヤレスUSBの展示相次ぐ、
ウィザー社のUWB送受信ICを使用 |
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NECエレクトロニクスは、無線通信技術UWB(Ultra Wide Band)*を利用したワイヤレスUSBによるデータ伝送を2004年4月7〜8日に千葉県舞浜で開催された「インテル
デベロッパ・フォーラム Japan」を実演してみせた(図1、図2)。イスラエルのウィザー(Wisair)社が開発したマルチバンドOFDM方式のUWB送受信用高周波IC「UB501」と、NECエレクトロニクスが試作したPCIバス対応ワイヤレスUSB用MACボードを組み合わせた(注)。
データ伝送の実演では、送信側では小型カメラが撮影した動画像をUSBインターフェースのハード・ディスク装置に取り込み、それからワイヤレスUSBアダプターとMACボード、高周波ICを経由して送信した。受信側では高周波ICとMACボードを経由し、ホスト・パソコンで撮影画像を表示した。
さらにウィザー社も同フォーラムに出展し、「UB501」を動かしてみせた。送信信号をスペクトラム・アナライザーに入力し、実際にマルチバンド方式で伝送できていることを示した(図3)。UB501によるUWB伝送の周波数帯域は3.1G〜7.4GHzである。最大で8個のサブバンドを伝送できる。サブバンド当たりの帯域は528MHz、トーン数は128トーン。最大データ伝送速度は480Mビット/秒。製造技術は0.18μmのSiGeバイポーラCMOS技術。
UB501の製品化は2004年末の予定。価格は、ベースバンドIC、アンテナとの組み合わせで大量購入時に10米ドル未満を目指すという。(福田 昭)
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| 図1(a)ワイヤレスUSBの送信側。黄色い付せん紙の先が送信アンテナ。 |
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| 図1(b)ワイヤレスUSBの受信側。ディスプレイ左上のウインドウがカメラで撮影した動画像。いずれもNECエレクトロニクスの展示ブース。 |
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| 図2 PCIバス対応ワイヤレスUSB用MACボードの試作品。NECエレクトロニクスの展示ブースから。 |
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| 図3 マルチバンドUWBの出力スペクトラム。3.1G〜7.4GHzの帯域に最大で8個のサブバンドを伝送できる。イスラエルのウィザー社の展示ブースにて。 |
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【UWB】
Ultra Wide Band
信号を数GHzという極めて広い周波数帯域に拡散して伝送する無線技術。通信やレーダー、位置測定などの応用がある。 |
| (注1)NECエレクトロニクスは、2005年6月までにホスト用と周辺機器用のワイヤレスUSB準拠システムLSIを開発すると2004年2月19日に表明している。またUWB技術の高周波ICに関して同社は、米スタッカート・コミュニケーションズ社とも協力関係にある。 |
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連絡先: |
NECエレクトロニクス 半導体ホットライン、電話044-435-9494 |
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ウィザー社日本事務所(イーコネクション内)、電話03-5462-9644 |
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