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2009年以降の自動車生産台数、
日本を抜いて中国がトップになるとの予測 ——iSuppli社の調査報告書から

2009年04月01日
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 米iSuppli社が発表した最新の調査報告書によると、「2008年、中国は米国を抜いて世界第2位の自動車生産国になった。そして、2009年は日本に替わって第1位の座につくことが予想される」という。

 iSuppli社の調査結果によると、2008年における自動車生産台数は、中国が930万台で、米国が870万台であった。同社でディレクタ兼自動車分野担当フェローを務めるEgil Juliussen氏は、「2008年に中国が世界第2位の自動車生産国へと成長したことは、中国経済の勢いと米国産業の衰退を象徴する出来事だと言える」と述べている。

 2009年には自動車市場全体が縮小すると見られている。その結果、「中国の生産台数は870万台となり、日本は760万台まで減産することが予想される」(iSuppli社)という。その場合、2009年の自動車生産台数の順位は、中国が1位、日本が2位、米国が3位と入れ替わることになる。iSuppli社によると、「過去5年間に、中国の自動車生産台数は2倍以上に増加した。一方、米国の生産台数は50%ほど減少した」という。

 「2010年は自動車市場が回復すると見られており、前年比10%増ほどの成長が予想される。2010年以降の数年間はプラス成長が見込まれている」(iSuppli社)という。その上で同社は、「2009年から2013年にかけて、中国は自動車生産台数でトップを維持することになるだろう」としている。

 米国/欧州/日本といった先進国に大きな打撃を与えてきた景気後退の波は、これまで急成長を遂げてきたインドや中国の新興市場にも拡大しつつある。このように、世界的にマーケットが縮小傾向にある中、自動車生産台数の順位変動とともに、市場で受け入れられる人気車種にも変化が現れている。最近では、小型で高燃費の新型車が次々と市場に投入されている。インドのTata Motors社は2008年1月、販売価格が約2000米ドルの小型車「Tata Nano」を発表した。このTata Nanoは、近く米国市場に投入される見込みである。

 一方で、景気後退の影響により自動車の販売台数は伸び悩んでいるものの、1台の自動車に搭載される電子機器の数は増え続けている。車載用電子機器には、ディスクリート/センサー/マイクロコントローラ/ロジック/パワーマネジメント/ミックスドシグナル/メモリーなどのICが含まれる。最近の新型車には、安全装置/通信機器/インフォテインメント機器など多くの車載用電子機器が搭載されている。インフォテインメント向けIC市場について、市場調査会社の米Databeans社は、「2009年の売上高は前年比23%減の31億米ドルと減少するものの、2010年は同10%増と堅調に推移すると見られる。そして、2014年には50億米ドル規模にまで成長するだろう」と予測している。

(Electronic News)

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